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サフラン

サフランのハーブティーが気持ちを落ち着かせたいときなどに効果があるようです。サフラン([英]Saffron crocus)はアヤメ科サフラン属で学名を crocus sativus という多年生の球根植物です。原産地は地中海沿岸、小アジア、イランなどとされています。



サフランは、気持ちを落ち着かせる鎮静作用と睡眠時間を長くする催眠延長効果があることが動物実験で確認されています。したがって、古くから、サフランには、イライラ、ヒステリー、神経症、ストレス、不眠症、頭痛、めまい、安眠促進効果などに効果があるとされているわけです。そして、ほかにも冷え性、生理不順、生理痛、腹痛、更年期障害、消化不良、喘息、発ガン予防、などに効果があると言われています。



サフランの含有成分で作用がある程度確認されているものでは、黄色い色素成分で水溶性のクロシン(crocin)は、記憶を司る大脳の海馬にある神経細胞を活性化し、健忘症やアルコールによる記憶障害の予防・改善効果 があるとされています。



そして、ピクロクロシン(picrocrocin)は無色の苦味成分です。時間が経つと加水分解し、サフラナールという匂いの成分に変化することで、古くなるほど匂いはきつくなるとされていますが、しかし、サフラナールは元からある香りの主成分なので、匂いを嗅いだくらいで新鮮なのかどうかの区別はつかないようです。



クロセチン(crocetin)は精油成分で、血圧や血清コレステロールの降下作用があり、動脈硬化を改善できる可能性があるようです。



サフランの薬用部分は花の赤いめしべで、3本に見えますが、実は根元付近でつながっていて3本で1本となります。これを乾燥したものを使用します。したがって、非常に貴重で、1gあたり500〜1,000円程度と高価なものとなります。



したがって、サフランを大量に摂取することはあまりないと思われますが、1.5g/日までの摂取なら副作用は報告されていません。妊婦の方もこの程度なら短期の摂取であれば問題ないと思われます。



ただし、5g/日以上の摂取では皮膚や強膜、粘膜が黄色くなる黄疸様症状や、嘔吐、めまい、血の混じった下痢、血尿、鼻や唇、目の縁、子宮からの出血、しびれ感、尿毒症による衰弱、鼻の壊死を招く血小板減少性の紫斑などの症状を起こすようです。もちろん、妊婦の方はこれほどの量を摂ることはまちがってもすべきではありません。



サフランティーは、温めたお気に入りのカップに、サフラン2〜3本(0.01〜0.03g)をいれて、熱湯150mlを注いで10〜15分後にお召し上がりください。

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